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年末年始に飲みたい贅沢なチャイの事

  • 執筆者の写真: kojisumoto
    kojisumoto
  • 2024年12月30日
  • 読了時間: 6分

ヴェーダ・チャイ  Veda Chai


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2024年は、半年間の入院生活、退院後もリハビリ、福祉施設に通う日々!

もっと身体を大切にしておくべきだったと痛感した1年で、ベッドの上でひたすら頭の整理をし続けていた1年にもなりました。


紅茶の事も、スパイスとハーブの事もさらに深く反復整理できたと思っています。

ちょうどアーユルベーダの知識も深くしようと思っていたので、前向きに考えることで、色んなプロセス作りが出来ました。


2025年は、頭を働かせて動く部分だけでトライしてゆきたいと思いますので、新しい年も変わらずよろしくお願いします。


Veda Chai

このチャイは、カルダモン、フェンネル、ブラックペッパー、クローブ、シナモン、アッサムCTC紅茶にラベンダーとホーリーバジルを加えたハーブの健康志向のハーブチャイです。

スパイスの深い香りとハーブのリラックス効果を兼ね備えたブレンドです。

年末年始は、お節や雑煮、お餅、忘年会や新年会!など胃にも負担がかかる時期です。


腸活をしている方への暖かい飲み物としてセットしたチャイです。

この組み合わせは、アーユルヴェーダの伝統や現代的なハーブティー文化の影響を受け、健康とリラクゼーションの両方を目的としています。


普段使いのスパイスやハーブなどもありますが、Amazonで購入する事が出来ますので調べてみてください。


ビッグカルダモンはワイルドカルダモンとして販売しています。


バジルは、色んな種類がありますので、ホーリーバジル又は、トゥルーシーで調べてみて下さい。


特徴

1. スパイスの効能:

   - カルダモン: 消化促進や抗炎症作用が期待されます。

   通常のカルダモンの作用に加えて、ビッグカルダモンはスモーキーで

   特に呼吸器の改善に役立ちます。

   ※ここでは、ビッグを使っていますが通常のグリーンカルダモンでも良いです。

   - フェンネル: 胃腸の働きを助ける効果があります。

   ハーブと合わせることで作用が倍増します。

   - ブラックペッパー: 血行促進や代謝向上に寄与します。

   - クローブ: 抗菌作用があり、免疫力をサポートします。

   - シナモン: 血糖値調整や抗酸化作用が注目されています。

   シナモンに含まれるシンナムアルデヒドが血管を拡張し、毛根に栄養や酸素を

   届けやすくするので育毛や薄毛予防にもなります。


2. アッサムCTC紅茶: 濃厚でコクのある味わいが特徴で、スパイスとの相性が抜群です。

 紅茶は、自分の好みで選んでください。紅茶には、カフェインが含まれるので入れずにノンカフェインでも

 いいと思います。


3. ハーブの効能:

   - ラベンダー: リラックス効果が高く、不安やストレス軽減に役立ちます。

   - ホーリーバジル(トゥルシー): アーユルヴェーダでは「比類なきもの」。

      抗炎症作用や免疫強化効果が期待されます。


飲み方

- これらの材料をミルクまたは水で煮出し、甘みを加えることで、本格的なチャイとして楽しめます。

- ラベンダーとホーリーバジルは最後に加えることでハーブの効能と香りを引き立てることができます。


このブレンドは、スパイスとハーブの相乗効果により、体を温めつつ心身を落ち着かせる理想的な飲み物になります。

レシピ


材料(2杯分)

②- アッサムCTC紅茶: ティースプーン2杯

①- ワイルドカルダモン: 2個(又は、グリーンカルダモン その場合は3個)

 - フェンネル: 小さじ1

 - ブラックペッパー: 4粒

 - クローブ: 4個

 - シナモン: 1本

- 水: 400ml

- 牛乳:400ml

③- リラックスブレンドハーブ: 大さじ2

  ラベンダー(乾燥)、ホーリーバジル(乾燥)ハーブMIX

- きび砂糖(またはお好みの甘味料): 大さじ1


作り方

1. スパイスの準備:

   - シナモンは割ってバラバラにし、カルダモンはさやから黒い小さな実を取り出してつぶします。

   - ブラックペッパーとクローブは砕きます。(スパイスが強く感じられる時はそのまま入れます。)



2. スパイスを煮出す:

   - 鍋に水と①の全てのスパイス(カルダモン、フェンネル、ブラックペッパー、クローブ、シナモン)を入れます。

  水から入れスパイスの香りをうつしながら強火にかけます。

   - 沸騰したら中火にして、3〜5分程度煮込みます。茶色くなってきます。


3. 紅茶を加える:

   - 火を止めて2のアッサムCTC紅茶を加え、1分ほど蒸らします。


4. ミルクを加える:

   - 牛乳を加え、中火で温めながら沸騰直前で火を止めます。

  ミルクは、牛乳が苦手な場合は植物性ミルクを加えます。ミルクの違いで飲み口や味わいが変わります。

牛乳の場合は沸騰後も弱火で煮込む。コクが出て濃厚になります。

 牛乳を加えた後、一度沸騰させ、弱火で2〜3分程度煮込みます。吹きこぼれ注意です。

植物性ミルクの場合は、沸騰直前で火を止めます。軽やかになりスパイスが引き立ちます。

 豆乳やオーツミルクなどは、沸騰させると分離する可能性があるため、沸騰直前で火を止めるのがポイントです。

 特に豆乳は分離しやすいので注意が必要です。


5. ハーブを加える:

   - ③のリラックスブレンドハーブを加え、さらに3分ほど蒸らし置いて香りを引き出します。


6. 漉す:

   - 茶こしでスパイスや茶葉を濾し、お好みできび砂糖を加えて完成です。

  ※甘味は自分にあったもので甘さを調整してください。このチャイは、スプーン1/2でも美味しくいただけます。


このレシピでは、スパイスの香りとハーブの風味が融合したリラックスできるハーブチャイが楽しめます。お好みで甘さやスパイスの量を調整して、自分だけの味を見つけてください。


ヴェーダとチャイの関係

1. アーユルヴェーダとの繋がり:

• アーユルヴェーダは「生命の知識」を意味する古代インドの伝統医学で、ヴェーダ文献の一部として発展しました。

• チャイに使用されるスパイス(シナモン、カルダモン、クローブ、生姜など)は、アーユルヴェーダで身体を温めたり消化を促進したりする効果があるとされています。


2. ドーシャのバランス:

• アーユルヴェーダでは、身体と心の健康は3つのドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)のバランスによって決まるとされています。

• チャイはスパイスや牛乳を組み合わせることで、特定のドーシャを整える効果が期待できます。例えば、シナモンや生姜入りのチャイは冷えやすいヴァータタイプに適しています。


3. 医食同源の考え:

• チャイはアーユルヴェーダの「医食同源」の考え方を体現しており、飲むことで心身を癒しながら健康を促進する飲み物として親しまれています。


生姜を入れる場合:

• タイミング: 水が沸騰した後に生姜を加え、その後茶葉を追加します。

• 生姜の量: スライスなら4〜6枚(約6〜15g程度)、すりおろしならティースプーン1杯程度。


チャイは単なる嗜好品ではなく、アーユルヴェーダというヴェーダ由来の知識体系に基づいた健康飲料です。

スパイスやハーブを活用することで、個々人の体質や季節に応じた調整が可能であり、ヴェーダの知恵が詰まった飲み物です。


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