ハチミツと紅茶とスパイスと
- kojisumoto
- 2024年6月22日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年9月19日
紅茶の甘味料として良く使うハチミツ。
紅茶専門店にいたので紅茶のこともより詳しくなりました。色々と比較してみることで勉強になります。
日本の養蜂は600年ですが、蜂蜜は古代からその滋養効果は高く研究されてきました。8000年前のエジプトの壁画からも周知されています。3300年前の蜂蜜が腐らずに見つかったものもあります。

フランスでは、バゲットにチーズを薄くカットしてのせた上にクミンシードと蜂蜜をかけてオーブンで焼いたものがワインと出ます。
チーズの塩気にスパイシーな香りで美味しいおツマミです。
以前から紅茶に人工甘味料を使用した商品が沢山 世に出ていますが、やはり本物の蜂蜜を使った紅茶を飲んでもらいたいと思い、デザインして作ったのがこのパッケージ。その時、デザイン思い巡らした事が昨日の様です。
地元を含めて色んな養蜂場を歩きました。
色々と養蜂家の方々に教えてもらいながら蜂蜜の事を考える時期だったのかも知れません。北海道の養蜂場も訪れた事がありますが、その頃は醤油や米が中心だったので深く考えずにあちこち回っていた気がしています。
この蜂蜜パッケージは世に出すことは当時の仕事環境もあり無かったのですがこれから日の目を見るかも知れません。
紅茶の種類に合わせて蜂蜜も変わります。楽しめるハニートングも付きます。
蜂蜜の蜜の香りはミツバチが集める花の種類により「単花蜜」と「百花蜜」に大きく2つ分けられていて、1種類の花から採れた蜜か、複数の花から採れた蜜かで蜂蜜の独特の味や香り色がは数え切れないほどあります。その微妙な味は採蜜する先によっても行く通りにも変わります。
紅茶を淹れて蜂蜜をハニートングに絡めたら紅茶の中に入れ溶けるまでゆっくりと混ぜます。この一手間で美味しさが増してゆきます。
少しの時間に余裕を持つことで心にも余裕が生まれます。
ティータイムはおやつの時間、昼食から夕食までのくつろぐ時間。
蜂蜜は紅茶で飲むのも美味しいですが、スパイスと合わせても相性の良い最高の調味料になります。次はスパイスと合わせる内容も含めてスパイスハニーも考えたいと思います。
エジプトでスパイスと出会ったことから、デザインやプロデュース中心の活動から、スペインのガストロミーにいく機会も多々あり、シェフの調理方法などにも興味が芽生えシェフ達との出会いも増えてゆきました。
日本の醤油や米、酒、お茶などの紹介から、日本独自の生産製造技術含めて、世界の注目の目は凄いと思ってましたが、この10年余りで当たり前の様になりました。

美味しさは、国境関係なく笑顔を作ります。今日も何処かで美味しさに包まれて笑顔は生まれています。
これまで出逢った笑顔を考えると争いの無い世の中であって欲しいと思います。
ぜひ蜂蜜にスパイスを合わせて使ってみてください。
お茶以外に、肉やトースト、ソースベースにも面白いほどバリエーションが広がります。
合わせるスパイスはクミン、実山椒、チリなどの唐辛子、ジンジャー、ゆず、ブラックペッパー、オールスパイスなど。
自分に合ったハニースパイスをぜひ探してみてください。
















コメント