エジプト②
- kojisumoto
- 2024年6月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年8月18日
仕事で行ったので観光という観光をしていないエジプト カイロですが、
唯一、行けたところはカイロ考古学博物館とピラミッドと夜市。
現地コーディネーターからエジプトは軍が統治しているので「写真は撮るな」と忠告がありました。
戦車など軍のある場所は撮りたいという衝動はありますがスマホはカバンの中に!

ちょうど、政権が変わるかという時です。博物館周りも機銃を持った兵隊や戦車がひしめいていて物々しく、観光客も少なく、聞いた話では数日前にデモの300人程が巻き込まれたという情報を聞き、注意して移動した事を覚えています。
テロや軍事介入など平和な日本では考えられないですが、中東やヨーロッパは異常にテロが多いので、毎日の様に起こっています。当然、どこの駅でも兵が機銃を持っているので神経を太くして普通に歩きます。日本での日本人は巻き込まれない神話は皆無です。
今頃には、カイロ考古学博物館は大エジプト館として生まれ変わっている事だと思います大エジプト博物館。
ギザの三大ピラミッド近くに建設中だった古代エジプトの至宝を一堂に集めた世界最大級の博物館。博物館の所蔵品のうち約10万点を引き継ぎ、所蔵されるパピルスの修復には日本の和紙の技術が使われていると聞いています。次に行けるのであればぜひ見にゆきたいモノです。
僕のスパイス歴はここから始まったと言えます。
エジプトは「にんにく」の原産国でもあり、主要スパイスの一つ「クミン」の原産地。
カレーの香りに一番欠かせないモノですが、カレーのインドではなくエジプトが原産です。
マミーの保存にはこの「クミン」は欠かせなかったようです。
エスニックなスパイスで料理に使われる「クミン」がエジプトのミイラの防腐剤につかわれていました。
また、ミイラにするプロセスの中で塗布されていたのは、ミツバチが細菌から巣を守るために集めてくる蜂ヤニ。
抗酸化作用や抗菌作用の強いハチミツのプロポリス。
これら滋養強壮や健康維持の栄養素がスパイスと共に古代から使われていることに興味をそそられました。

防腐剤としては、エジプトのナイル川の渓谷生育しているセリ科の「クミン」、「アニス」「カシア」「シナモン」と使われていた様です。
カイロ考古博物館をみるとエジプトで何千年も昔から重要とされてきたモノ達が身近にあることに歴史とは深いモノだと感じさせられます。
・ファラオや王族のミイラは来世で復活するための魂を入れる入れ物である
・「イアルの野」という楽園が死後の世界にはあるとエジプトでは信じられていた、なのでミイラの心臓はそのまま残されている。
それと紀元前前から包帯が使われていた事
もっと色々不思議なマークのデザインや色塗装のの再現技術などもありますが、エジプトといったらマミーですね。そんなことを思いながらトムクルーズの「マミー」をあらためて見ています。

















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