エジプト③ エジプシャンカレー
- kojisumoto
- 2024年7月21日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年8月18日
日本ではあまり知られていないエジプシャンカレー、エジプトにはカレーはないと聞いていたがカレーはあります。
エジプト料理にはアフリカ、中東、地中海の影響が色濃く反映されており、その中にカレーが含まれています。

他の国の家庭では日本のメーカーのルー等を使う事が多々ありますが、エジプトのカレーも日本のルーは人気なんです。特にバーモントカレー人気は凄いものです。カイロには日本人が沢山住んでいますので、それもあって情報が早いです。
その中でも自国のスパイスを使って作るカレーが気になりました。
甘味と辛味のバランスが絶妙なスパイスカレーがエジプシャンカレーです。
鶏肉やラム肉や牛肉、野菜、レンズ豆などを使い、スパイスは、クミン、コリアンダー、ターメリック、シナモン、ナツメグなどの一般的なスパイスにハチミツとカイエンペッパーで甘さと辛さを調整します。
人気のバリエーションは、チキンやラムが多く、ダールカレー(レンズ豆)、茄子カレーと続きます。サラダやヨーグルトを添えて食卓に並びます。
隠し味として酸味でレモン汁を搾って入れたりもします。
仕上げにパセリや香草を散らします。
たまに鶏肉が鳩の肉(身はあまり無いが美味しい)になっている場合もあります。
ハトは人気で、「マハシー」と呼ばれるハトの丸焼き料理が有名で、ハトに米やスパイスを詰めて焼いたものです。
祭日や来客をもてなす特別な時に出される事があります。
エジプトにはコシャリという国民食があるのでジャポニカ米で食べる事が多いです。エジプトはナンではなく、街中でタンドールで焼いているバルマというパンが日常的に一緒に食べることが多く、街中を歩くと棚が付いた自転車にバルマがびっしりと積まれて通る場面に出くわします。バルマはとても人気があります。
向こうでコシャリをはじめ食文化や味が日本と近いので安心感を覚えた記憶があります。
写真が探しきれないので、見つかり次第ラム肉を使ってマリネするレシピを紹介したいと思います。




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