いつの間にかシェフがいて
- kojisumoto
- 2024年8月3日
- 読了時間: 2分
僕の周りには、シェフの繋がりが多いです。
中でも「世界の料理人1000人」の一人に選出された日本のシェフがいます。
イタリアンの奥田シェフです。
山形県鶴岡市のイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」のオーナーシェフです。

彼は、「地産地消イタリアン」の第一人者で「食の都庄内」親善大使を務め、鶴岡市がユネスコ食文化創造都市の認定にも大きく貢献していて国際的にも評価されています。
和食の笠原シェフ、パティシエの辻口シェフ、Reveの高橋シェフなど、様々に。
シェフでもない僕がレストランや料理に興味があるのも、面白い繋がりで増えた皆んながいるからです。
奥田シェフとの最初の出会いは、スペインのサンセバスチャンガストロノミカ(世界料理協議会)です。京丹後のスーパーフード/黒ニンニク「フルーツガーリック」のロゴやパッケージ・カタログ、展示記録などのデザインの仕事をいただいて同じJAPAN FOODブースに参加した際に知り合いました。JAPAN FOODブースの主催は雑誌「サエラ」の元編集長でした。
帰ってからも、彼の「奥田塾」にも頻繁に参加させていただいたりしました。
奥田シェフのアプローチは特徴的で、「ソースをなるべく使わない」というモットーがありました。
食材本来の味と香りを活かす革新的な調理手法で2006年の「テッラ・マードレ」で「世界の料理人1000人」の一人に選出されています。この選出は、奥田シェフの料理哲学と実践が国際的に高く評価されたことを示しています。
奥田シェフの卓越した嗅覚と味覚は他の料理人と一線を画す存在です。
よく塾に参加する人の手の匂いを嗅いでは、朝食べた食を当てるという余興をしていました。
これらの感覚を駆使して、食材の個性を深く理解し、最大限に引き出す料理を生み出しているのです。
2016年には第1回料理マスターズシルバー賞を受賞し、2020年にはパスタの新しいゆで方「ゆで論」を発表するなど、常に革新的な取り組みを続けています。
スパイスカレーの次にパスタ好きになったのも、この「ゆで論」を知ってからだと思っています。










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